理解できることだけが全てじゃないということ

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小学生だったのか、中学生だったのか、高校生だったのかすら覚えていないのだけど、

「まんが・アトム博士の相対性理論」と言う本を読んだ。


まんが・アトム博士の相対性理論

相対性理論について漫画で書いてあり、ああこう言う感じのものなのか〜面白いな〜と思った(と記憶する)。

特に、この中に出てくる「次元」の話がとても好きだった。

1次元世界ラインランドは幅も高さもない直線世界で、住人もみな直線。
そこに2次元世界フラットランドから正方形がやってきて、1次元なんて狭いところじゃなくて本当の世界は2次元なんだよと訴える。
ところが、ラインランドの住民はそれを信じない。正方形は1次元の上下に世界があって2次元なんだと証明しようと2次元平面を移動して見せるが、ラインランドでは正方形に直線を交差させた部分がラインランド上に現れるだけで、交わる部分の長さが変わるだけにしか見えない。

実は、フラットランドの上に3次元世界スペースランドがあり、立体と平面でも、同じやりとりが行われる。

では、僕たち3次元世界の住民は、4次元世界のことを信じることができるのだろうか・・・?

どこで目にしたか忘れてしまったのだけど、最近「フラットランド」という本を目にして、あらすじを読むと、どうやらアトム博士の本の話のオリジナルなんじゃないかと思い、読んでみた。


フラットランド たくさんの次元のものがたり (講談社選書メチエ)

おそらくそうなのだろう。原著は1884年にイギリスで出版されたらしい。相対性理論どころではない時代に、このようなパラダイムシフト的なことが書かれていることに驚いた。

この本に、
「王は、自分が理解できることだけを、自らの考えとして受け入れる。自分以外の他者を想像できないから、自分の創造的な考えのおかげで “それの考えは多様性を持っている” と虚勢を張っている」
という0次元ポイントランドの王様のことを見た正方形と立方体が残念に思うシーンが描かれている。

僕にとって、とても重要な思想哲学になっている。

僕は「絶対」という言葉が苦手だ。

わからないじゃない。本当にそれは本当なの?

こんな思想の人間が自然科学の研究をやっていたというのがウケる。

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