温泉とお風呂のお湯ってなにか違うの?

親子のための科学
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子どもと暮らしていると、どうして?なぜ?に対して、ちゃんと説明できないことって、たくさんあるよね。

そんな時に、「うるせ〜!こうだからこうなんだよ!」というのは、教育上ちょっと・・・って思うよね。

一緒になって考えてみたり、調べたらわかるっていうプロセスを見せたりっていうのが大事なんじゃないかな〜と思っていますが、その一助になったらいいな〜。

『子どもの疑問に真面目に答える科学シリーズ』、第17弾、温泉とお風呂のお湯ってなにか違うの?

子ども
子ども

ねえパパ、温泉と家のお風呂、どっちが好き?

パパ
パパ

う〜ん、温泉の方が広々としてて、体を伸ばせるから好きかな〜。

子ども
子ども

大人はそうだよね。僕は温泉だとお湯が深くて、座ると溺れるから、しゃがんでないといけなくて、辛いんだよね。

パパ
パパ

一長一短だねえ。そういえば、温泉とおうちのお風呂のお湯って、何が違うか知ってる?

子ども
子ども

う〜ん、わかんない。

パパ
パパ

色が違ったり匂いが違ったりする場合もあるんだけど、大きく違うのは、お湯に溶けている化学成分が違うんだ。

子ども
子ども

溶けてる成分?

パパ
パパ

そう。そもそも温泉ってどういうところにたくさんあるか知ってる?

子ども
子ども

知ってるよ、火山の周りとかでしょ?漫画で読んだよ。

パパ
パパ

そうだね、火山の周りにはたくさん温泉があるね。温泉ってあったかいお湯が地面から湧き出ていて、そのお湯を使ってるんだけど、なんであったかいと思う?

子ども
子ども

う〜ん、マグマ!?

パパ
パパ

おお!その通り。特に火山の近くにはマグマがあって、とても熱いんだ。

子ども
子ども

じゃあ、マグマがどかーんって噴火するときに温泉ができるんだね?

パパ
パパ

いや、それだと、噴火したときにしか温泉に入れないよね。実は、火山の地面の下、深くにマグマがあるんだ。

子ども
子ども

え!じゃあ温泉の水は雨とか川の水じゃないってこと?

パパ
パパ

もともとは雨水なんだけど、それが岩の割れ目を通って地下深くに潜っていく。そして、マグマの近くであっためられるんだ。

子ども
子ども

でも、水は、割れ目があったらどんどん下に行っちゃうんじゃない?

パパ
パパ

そう、そこが面白いところで、温められた水は、冷たい水よりも軽いから上に上がるんだ。

子ども
子ども

なるほど〜、深くであっためられた水は上に上がってくるんだね。それが温泉になるわけか。でも、それじゃ、ただのお湯だよね?おうちのお風呂の水だって、もともとは雨の水だって教えてくれたよね?

パパ
パパ

よく覚えていたね。そう、だから、最初に行った化学成分が違うってところが大事なんだ。

子ども
子ども

化学成分。。。

パパ
パパ

そう、この場合は特に、お湯の中に溶けている岩の成分だね。

子ども
子ども

え!岩って水に溶けるの!?

パパ
パパ

溶けるよ。塩って水に溶けるでしょ?

子ども
子ども

そうか、塩って、岩塩か。あれは岩だね。

パパ
パパ

そうそう、岩塩は特殊ではあるけど、岩の一つ。ただし、普通の石ころを水に入れて置いておいても、あまり溶けない。

子ども
子ども

う〜ん、どうしよう?

パパ
パパ

そこで、温められるっていうのがポイントなんだ。

子ども
子ども

どういうこと?マグマであっためられること?

パパ
パパ

そう。化学の話をするときに重要なことの一つに、反応っていうのがあって、溶けたり、燃えたり、っていう化学反応のことなんだけど、その反応は、温度によって反応のスピードが大きく変わることが多いんだ。

子ども
子ども

難しいけど・・・、つまり?

パパ
パパ

要するに、マグマで温められるような地下深くは温度が高くて、岩が水に溶けるスピードがすごく早いってこと。だから、雨が地下に行って温められて出てくる間に、岩の成分を溶かして出てくるってこと。

子ども
子ども

なるほど、だから、普通のお風呂の水と温泉の水は違う、化学成分が違うってことなんだね。

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