どうして夜に太陽は出てこないの?

親子のための科学
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子どもと暮らしていると、どうして?なぜ?に対して、ちゃんと説明できないことって、たくさんあるよね。

そんな時に、「うるせ〜!こうだからこうなんだよ!」というのは、教育上ちょっと・・・って思うよね。

一緒になって考えてみたり、調べたらわかるっていうプロセスを見せたりっていうのが大事なんじゃないかな〜と思っていますが、その一助になったらいいな〜。

『子どもの疑問に真面目に答える科学シリーズ』、第10弾、どうして夜に太陽は出てこないの?

子ども
子ども

ねえねえパパ〜。明るいお昼にお月様が見えることあるよね?

パパ
パパ

あるねえ、白いお月様が見えるよね。

子ども
子ども

お昼にお月様が見えるのにさあ、夜にお日様が見えることはないよね。

パパ
パパ

おお、なるほど、そうきたか〜。そうだねぇ、まず、昼と夜について考えてみようか。お昼は夜よりも明るいけど、なんでだと思う?

子ども
子ども

お日様が出てるから!

パパ
パパ

そうだね、じゃあなんで夜は明るくないんだろう?

子ども
子ども

お日様が出てないから!

パパ
パパ

その通り。わかっているじゃない。つまり、お日様が出てる時が昼で、出てない時が夜なんだ。だから、夜にお日様が出るってことは間違っているよね?

子ども
子ども

たしかにそうだね、お日様が出てる時がお昼なんだから、夜にお日様が出たらお昼になったってことだね。

パパ
パパ

そういうこと。じゃあ、次は月について考えよう。しつこくなるけど、昼か夜かは太陽が出てるかどうかが決めてる。じゃあ月はどうかというと、夜だけじゃなくて昼にも出てる時があるね。

子ども
子ども

そうそう、そうなんだ。夜ほど明るくないけど、白っぽい月が出てるよ。

パパ
パパ

そう、夜ほど明るくないのはなんでだと思う?

子ども
子ども

う〜ん、よくわからないなあ。

パパ
パパ

一つはね、お日様が明るすぎるからなんだよ。月も他の星に比べると随分明るく見えるんだけど、太陽が出ている昼間は、空が青い光を散乱していて、それがまぶしいから月の明るさを邪魔してしまうんだ。

パパ
パパ

まあ似たようなことではあるんだけど、実は、月は光っているわけではないんだ。

子ども
子ども

え!?光ってるじゃん!見えてるじゃん!

パパ
パパ

見えるってどういうことだったっけ?

子ども
子ども

空が青いの話で出てきたよ。光が目に届くから見えるんでしょ?月は光を出していないってこと?

パパ
パパ

光を出していない、そうなんだ、そこが問題なんだけど、星には自分から光っている星と、自分からは光っていない星があるんだ。

子ども
子ども

光ってない星?見えないじゃん!

パパ
パパ

光ってないんじゃなくて、自分からは光ってないんだ。

子ども
子ども

じゃあどうやって光ってるの?

パパ
パパ

光は、散乱したり反射したりするよね?

子ども
子ども

あ、月が光を反射しているってこと?

パパ
パパ

その通り〜!月は他の星の光を反射して明るく光っているんだ。

子ども
子ども

もしかして、太陽の光を反射してるの?

パパ
パパ

そう!よくわかったね!月は太陽の光を反射しているんだ。だから太陽よりも暗いし、大きさが変わったりするんだ。

子ども
子ども

月って細くなったり丸くなったりするよね。どうして形が変わるの?

パパ
パパ

これは結構難しいから、絵を使って説明するね。
と、その前に、月は地球の周りをグルグル回っていることは知ってる?

子ども
子ども

知ってるよ。地球が太陽の周りを回るように、月は地球の周りを回っているんでしょ?

パパ
パパ

そう、地球は太陽の周りを、月は地球の周りを公転しているんだ。

子ども
子ども

公転って言うんだね。

パパ
パパ

そう。地球は太陽の周りを公転しながら、自転といって少し斜めになった軸を中心にグルグル回っているんだ。夏が暑くて冬が寒い話をした時に出てきたね。

子ども
子ども

でてきた、でてきた〜。

パパ
パパ

そして、地球が一周自転すると、ちょうど1日になるんだよ。太陽が見える時が昼で見えない時が夜ってわけだ。

子ども
子ども

そうか〜。自転してるから昼と夜があるんだね。

パパ
パパ

そうそう。それじゃ次に月の大きさ、形が変わる、月の満ち欠けについて考えてみよう。下の図を見てみよう。

子ども
子ども

どうやってみたらいいの?

パパ
パパ

まず、右から太陽の光が当たっていて、地球の公転は考えないようにする。

そして、月は地球の周りを公転していて、地球のそばにある、半分黄色で半分灰色の丸8個が月を表している。

で、外側の黄色と灰色の丸は、それぞれ8個の場所に月がある時に地球からどう見えるかを描いているよ。

子ども
子ども

むずっ!

パパ
パパ

いっぱい描いてあるから難しそうに見えるけど、一つずつ見ていこう。
まず、一番左にある月を見てみよう。黄色いまん丸だね。

子ども
子ども

うん、一番左のは黄色いまん丸だ。

パパ
パパ

それは満月なんだ。反対の一番右の丸は灰色のまん丸だね。

子ども
子ども

ほんとだ。外側の少し大きい丸は、黄色と灰色の大きさがだんだん変わっているように見えるよ。

パパ
パパ

お、いいところに気づいたね。そう、それが月の形が変わっている様子を表しているんだ。

子ども
子ども

ってことは、左の黄色い丸は満月?

パパ
パパ

ぴんぽ〜ん、大正解!

子ども
子ども

右上と右下は三日月ってこと?

パパ
パパ

そう!それも正解。上と下が半月で、右の灰色の丸のことは新月って言うんだ。

子ども
子ども

半月は見たことがあるけど、新月は見たことないよ。

パパ
パパ

うん、そうなんだ、実はそこが大事なポイントなんだ。
それぞれの月の場所は適当に書いたわけじゃなくて、地球から見て、太陽の方向に対して、月がどっちに見えるかを示しているよ。

子ども
子ども

う〜ん、ちょっと難しいな。

パパ
パパ

難しい時は、一つずつ見てみよう。
左にある満月、これは地球から見て太陽と反対側にあるよね。

子ども
子ども

そうだね、逆に灰色の新月は太陽と同じ方向にある。

パパ
パパ

そうそう!つまり、満月は太陽とは反対側に見える。つまり夜にだけ見える。そして、新月は太陽と一緒の方に見えるから昼にしか見えない。というか、初めに言ったように、太陽が明るすぎから、実際には新月は空にあるんだけど見えないんだ。

子ども
子ども

いるけど見えないのかあ。でもそうだよね、月は太陽の光を反射してるんでしょ?それじゃあ太陽がある時には見えなそうだよね。

パパ
パパ

そうなんだ、しかも、実は、この図の面白いところは、内側の左が灰色で右が黄色の丸がも月の様子をあらわしているところなんだけど、どういうことかわかる?

子ども
子ども

う〜ん、場所は変わってるのに、色はおんなじなんだよね・・・。太陽の方が黄色いな・・・、あ、太陽の光が当たっているところが黄色くて、当たってない裏側が灰色か!

パパ
パパ

素晴らしい!そう、この内側の丸は、太陽が右にあると決めた時に、月のどちら側に光が当たっているかを示しているんだ。それはもちろん右側、太陽側だよね。で、太陽側が明るい、月を地球から見た時、どうなっているかがその図に書いてあることなんだ。

子ども
子ども

へ〜。じゃあ、左の満月の場合、太陽の光が当たってる右側がちょうど地球を向いているから丸く見えるってこと?

パパ
パパ

いきなり天才になったのか!?
そう通り。逆に新月の時は月の光が当たっている面が地球から見ると後ろ向きになってしまっているから月が見えないんだ。

子ども
子ども

そういうことか〜!月のどの部分に光が当たっていて、それをどの方向から見ているかによって月の形が変わって見えるんだね。

パパ
パパ

今回は、昼と夜と言う話から、月の満ち欠けの話まで盛り沢山だったね。

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